WEBデザイナーになるスクールはこちら

出永紘己(いでながひろき)のプロフィール

こんにちは。
株式会社ビジョナリーデザイン代表の出永紘己(いでながひろき)です。

会社を辞めて、フリーランスになってから13年が経ちました。

今は「ご縁をつなぐWEBデザイナー」として活動しています。

 

「ご縁をつなぐWEBデザイナー」とは、

あなたが、人生でとても大切な人と出会うために、

あなたの想い、理念、世界観をカタチにするデザインです。

 

今でこそ、こうした活動をしている僕ですが、

かつては、夜のお店にどハマりしてしまい、

毎月稼いだお金のほとんどを散財し、
ついに破産、離婚してしまうという

人生のどん底を経験しています。

 

 

なぜ、僕がそうなってしまったのか?!

 

そして、そこからどう立ち上がって、
今の活動に至るのか?

 

それを、これからお話しさせていただきます。

平凡な人生が一転・・・!?

まず、はじめにお伝えしておきたいのですが、

自分で言うのもなんですけど、
僕って、ものすごく「真面目」な人間なんです。

いやいや、夜のお店にハマって破産した人が何言ってるんだって
思われるかもしれませんが、

「真面目すぎる」が故に、昔から、

「まわりの人の影響をすぐ受けてしまう」

性格だったのです。

 

ということわざがありますが、

僕は、よくも悪くも、まわりの人たちの価値観に
すぐに染まってしまう人間でした。

 

例えば、大学時代だったら、
付き合う彼女によって、服装がコロコロ変わり、

清楚系の彼女と付き合うと、キレイめな服を着て、

古着を着る彼女ができると、急に古着屋に通い始めたり・・・

 

良くも悪くも、「自分」というものが無かったのです。

 

大学卒業後は、アパレル系の商社に務めたのですが、

そこが「超ブラック」な会社でした。

 

朝の8時に出社、遅刻したら詰められます。

そして、22時過ぎまで残業で、
家に帰るのは夜中の0時くらい。

そして土曜日も出社して、休みもほとんどありません。

会社では、毎日上司に怒鳴られ、

「売り上げを伸ばせない人間には価値がない」
と言われ続けます。

 

僕は、まだ売上を出せた人間だったので、
一応、価値が無くなることは無かったのですが、

売り上げを伸ばせなかった仲間は、人間として扱ってもらえず、
鬱(うつ)になって辞めていく人も少なくありません。

 

でも、染まりやすい僕は、

「社会人って、こういうものなんだ」

と思い込み、何の疑問も抱いていませんでした。

 

ただ、毎朝、早起きして、会社に行って、

上司に怒鳴られ続け、

「売り上げを出さなかったら自分の価値がなくなる」

という恐怖に心が支配されて、

心も体もボロボロになっていき、

ちょうど、就職して3年が経った、ある日の朝、
僕の心の糸が、プツンと切れてしまいました。

 

あぁ、、、このまま自分は、
何十年と、こんな生活をし続けないといけないのか・・・

そう思うと、生きるのが辛くなってしまったのです。

 

結果、僕は「鬱(うつ)病」になってしまいました。

 

会社を二週間休みましたが、
よくならず、退職。

 

僕は、しばらく無気力になりました。

 

働くの、シンドイなぁ、、、

とか、

またあの地獄のような日々を送るのはツライなぁ、、

とか、そんなことを思って、
なかなか求職活動に身が乗りませんでした。

 

そこで、僕は、就職するのではなく、
フリーランスとして何かできないかを探すようになり、

最初にはじめたのが「ネットショップ」だったのです。

 

アメリカから商品を輸入したものを、
ネットで販売するという方法で、

ちょうど、僕と同い年で、会社を経営している方がいたので、
その方に、ノウハウを教わりました。

 

このノウハウを使えば、
会社に行かなくてもお金を稼ぐことができる!

もう、上司に怒鳴られ続けて人間性を失ったり、
残業で身をボロボロにしなくても良いんだ!

 

そう思うだけで、希望が湧いてきて、
僕は、わらにもすがる思いで、必死に勉強し、実践しました。

 

ネットでお店を作るにあたって、
特に大事なのが「デザイン」です。

ダサいお店だと、それだけで価値を低く見られてしまいます。

 

なので、「いかにオシャレなお店にするか?!」で

お店の価値が大きく変わったりするのです。

 

そこで、僕はWEBデザインを学び始めました。

 

WEBデザインを学ぶことで、僕は、

ということの楽しさを知ります。

 

ただネット上にあるだけのお店が、

デザイン1つで、全然違ったものになって、

とたんに売り上げが変わったりするのです。

 

僕は、WEBデザインの力で磨けば磨くほど、

売り上げは右肩上がり。

 

あっという間に、月商が100万円を超えるようになりました。

 

会社員時代、あんなに心も体もボロボロにしながら働いていたのに、

その何倍ものお金が、あっさりと入ってきたのです。

 

しかも、

「次は、どんなデザインで、魅せていこうか?」

と考えるだけで、毎日楽しくなるのです。

 

仕事って楽しい!って思えたのは、人生ではじめてでした。

 

こうして僕は・・・

 

 

・・・で終わったら良かったのですが、
そうは行きませんでした。

 

ここから、僕は地獄を経験することになるのです・・・。

お金を稼いで自由になった末路

当時の僕は、若くして大金を手にして、
完全に舞い上がっていました。

 

「自分はかなり才能があるかもしれない。」

なんてことを思ったりもして、

今思うと、ちょっと天狗になっていたのかもしれません。

 

誰にでもすぐ影響を受けてしまう僕は、

そのネットショップを教えてもらった社長さんの、

“ある趣味”の影響を受けてしまうのです・・・。

 

ある日、その社長さんと、夜ごはんを食べに行った後、

「よーっし、二軒目に行こう!」

と言われて、とあるお店に連れて行かれます。

 

それが、「キャバクラ」でした。

 

当時、僕は結婚していたので、

こういうお店に行くのはどうかな、、と思ったのですが、

その社長さんから、

「いでちゃんは、成功者なんだから、
こういうところも経験しとかないとね!!」

と言われて、

そうか、、やはり、成功する社長は、
こういうお店に通ったりするもんなんだな・・・

と思って、行ってみることにしたのです。

 

 

お店に行くと、キレイな女性たちがたくさんいて、
次々と話しかけてくれるのです。

 

みんな、楽しい会話をしてくれて、
僕のことを「全肯定」してくれるんです。

 

会社員時代、いつも上司に怒鳴られて、
しょっちゅう否定され続けて、
メンタルがボロボロになっていた僕にとって、

彼女たちの言葉は、僕の疲れた心と体に染み込んで、
癒しを与えてくれました。

僕にとって、彼女たちは、女神のように思えたのです。

 

ここでなら、自分の全てを受け入れてもらえる!!

 

この人たちは、ありのままの自分を認めて、癒してくれる!!

 

恥ずかしい話ですが、
僕は、すっかり、その「沼」にハマっていってしまいました・・・。

 

僕は、日常でストレスを溜めるたびに、
そのお店に行って、チヤホヤされて、稼いだお金を散財する・・・

そんな日々を送るようになります。

 

気づいたら、月に100万円以上、
そのお店に使うようになっていました。

 

そして、日中から、
常に「はやくお店に行きたい!」と思うようになり、
仕事に集中できなくなります。

 

そんなある日、お客さんから、
こんなメールをいただきました。

 

その方は、何気なく送ってくださったメールかもしれませんが、

これが、僕の心にグサッと突き刺さりました。

 

まさに「図星」だったのです。

 

僕はいつの間にか、頭の中が夜のお店のことでいっぱいになって、

純粋に、デザインを楽しんだりとか、

商品をいかに魅せていくか?

ということを、考えなくなって、
テキトーな仕事をするようになっていて、

それが、お客さんにすら、見抜かれてしまったのです。

 

気づいたら、僕は、売り上げが大きく下がっていて、

でも、夜のお店に通うことはやめられず、
いつしか、借金に手を出すようになりました。

 

はやく、借金返さなきゃ、、、、

 

そう思うも、仕事にフルコミットすることもできず、

夜のお店で使うお金も減らせず、

借金はみるみる膨らんでいってしまいました。

 

そして、ついに、僕は、借金を返せずに、
20代にして、「自己破産」をすることになってしまいます・・・。

 

正直、嫁にこれを伝える時は、
ものすごくツラかったです。

 

何も知らない嫁は、
その日も、僕のために、夕飯を作って待ってくれていました。

僕は、体を震わせながら、

僕が夜のお店にハマって毎月多額のお金を使っていたこと

20代で多額の借金を背負っていたこと

を伝えたのですが、

その時の、彼女の「絶望した顔」は、今でも忘れられません。

 

僕は、ずっと自分を支えてくれた妻を裏切って、

路頭に迷わせてしまったのです・・・。

 

結果、妻とは離婚することとなりました。

 

今考えたら、本当に最低なことをしてしまいました。

 

僕の心は、罪悪感でいっぱいで、

そして、絶望のどん底でした。

 

デザインを学び始めた頃の、

もっとデザインのスキルを磨いていこう!!

という熱い気持ちは、いつの間にか消えて、

毎日、欲望にのまれ、
日々借金が増えていく恐怖に苛(さいな)まれていた、、

 

何やってるんだ自分は・・・

 

僕は、一人残された家の中で、
一晩中泣き続けていました。

ゼロからやり直す

日本というのは、非常に良い国です。

 

こんなにも借金まみれで、どうしようもない僕に、

リセットして、ゼロからやり直すチャンスをくれたのです。

 

自己破産をした僕は、借金も消えて、
またゼロからはじめることにしました。

 

もともと、純粋な気持ちで学んでいたデザイン。

せっかく身につけたこのスキルを、ちゃんと活かして、

今度は、道を踏み外さないようにしよう!

 

そう思い、僕の、人生のやり直しがはじまります。

 

 

少しずつ、また売り上げも戻ってきたのですが、

僕は、前の失敗をまた繰り返したくない!

と思い、慎重になっていました。

 

 

でも、よくよく、色んな経営者を観察してみると、

お金を稼いで、その後、
かつての僕と同じように、キャバクラにハマる人が
ものすごく多いことに気がつきます。

 

彼らは皆、金をバンバン使うようになり、

そしたら、「もっと稼がなきゃ」ってなるので、

だんだん「お金、お金!」となっていくのです。

 

そして、いつしか、お客さんを大事にしなくなって、
「心」が失われていく・・・

 

そんな人たちを見て、僕は、

って思うようになりました。

 

僕は、

「自分の人生、この先、どこに向かえばいいんだろう?」

と考えるようになりました。

 

 

そう強く求めるようになったのです。

 

 

そんなある日、僕にとって、
人生最大の “出会い” がありました。

運命が変わった時

その人たちは「ゆにわ」という飲食店(グループ)を作っていて、

古神道の考えをもとにした

日本の古き良き生き方を大事にしている人たちでした。

 

そのお店で、ごはんを一口食べただけで、

絶望し、ボロボロになった僕の心と体に、

「あたたかい何か」が染み渡ってきたのです。

 

それは、かつて、夜のお店で

女性たちにかけられた言葉が染み渡るのとは

全く違ったものでした。

 

まるで、体が光で満たされていくような、

不思議な感覚になったのです。

 

食べただけで、どれだけ想いを込めて作られているのかを
ものすごく感じられたのです。

 

その時、僕は、

「これだ、これが、僕のやりたかったデザインだったんだ」

と気づきました。

 

その人の想いを、デザインに込めていく。

 

それを見ただけで、あたたかい気持ちになれる。

 

そんなデザインこそ、僕が求めていたものだったのです。

 

 

僕は、ゆにわの人たちから、

生き方、考え方を、たくさん学ばせてもらったのですが、

その中で、特に、僕の価値観を大きく変えてくれたものがありました。

 

 

それが、

「円(えん)を縁(えん)に変える」

という考え方。

 

お金を、いかにして「良いご縁」に変えていくかが大事。

という考え方です。

 

実際に、ゆにわの人たちは、
「ご縁」をものすごく大切にしていました。

 

それまで出会った多くの社長さんは、

人のことを「この人と付き合ってメリットがあるか?」でしか見ず、

お金のことを考えている人ばかりでした。

 

「お金をたくさん稼いでいる人が偉い」

と言わんばかりに、

稼げば稼ぐほど、偉そうになっていくのです。

 

実際、僕自身も、お金を稼いで、

「自分はすごい人間だ」

と思いこみ、調子に乗ってしまっていました。

 

その結果、お金を失い、妻には逃げられ、

落ちるところまで落ちてしまいました。

 

 

でも、ゆにわの人たちは、そんな僕を、

偏見なく、1人の人間として、真剣に向き合ってくれたのです。

 

 

これまで関わった誰よりも優しく、親身で、熱かったんです。

 

「こんな風に、人と関われるようになりたい」

そう思うようになりました。

 

それから、僕は、働き方、生き方、考え方、
その全てが変わりました。

 

ちゃんと、1人1人のお客さんと向き合って、

自分が関わることを通して、その方の人生が少しでも良くなるように、

そういった気持ちで、関わるようになりました。

 

そんな日々を送っている中で、

やがて、僕は再婚することもできました。

 

彼女は、僕の過去の経歴も知った上で、

それでも、支えていきたいと言ってくれていて、

今度こそ、大切にして、
良い家族を作っていこうと思っていて、

今では、子供も3人生まれて、

毎日大変ですが、楽しく暮らせています。

 

 

今の世の中は、いかにお金を稼ぐか、
自分が楽をするかという考え方に偏っています。

 

WEBデザイナーもそう。

どうやって高い依頼をもらうか。

安い依頼を断るか。

自分の時給を上げるか。

こればかりです。

 

でもこんな考え方では、誰も幸せになりません。

自分だけが得することばかり考えていると、

どれだけお金を稼いでも、心は貧しくなっていきます。

 

そして、それは、「デザイン」にも出てしまいます。

 

 

僕は、デザインを通して、

「良いご縁」

を生み出せるお手伝いがしたい

と思うようになりました。

 

 

その人の「一番、純粋な想い」が、

デザインを通して感じられて、

 

その人にとって、一番大切な人との「出会い」が

生まれるような・・・

 

僕自身も、人生のどん底から救われたのは、

「出会い」のおかげです。

 

かつて、自己破産して、大事な妻を路頭に迷わせてしまった僕が、

こんなに幸せになっていいものだろうか、と思ったこともあります。

 

しかし、過去ばかり悔いていても仕方ありません。

 

たくさんの「出会い」があるおかげで、

こんな僕も、変わることができた。

 

これまでの数々の失敗すらも、

「あの時の失敗があったおかげで、今、こうして活動できている」

と思うと、その経験にすら感謝できるようになりました。

 

だからこそ、今までたくさん色んな人に迷惑をかけた分だけ、

これから出会う人に、少しでも返していこう。

 

今ではそう思っています。

残された人生を・・・

今は、僕は、愛媛で妻と子供3人と暮らしながら、

毎月、「ゆにわ」のお店がある大阪に通って、

そこでたくさんの仲間たちと会って、

たまに、東京に行ったりもしています。

 

デザインの仕事は、日本中どこにいてもできるので、

あちこち巡りながら、
そこで、新しい仲間ができて、

ご縁の輪がどんどん広がっています。

 

毎月、美味しいごはんを食べながら、

仲間たちと、未来について語り合うのが、

とても楽しいのです。

 

仲間たちは、それぞれ、色んな想いを持って活動しています。

 

日本から失われる文化・伝統を守りたいと思っている人

日本の教育を変えていきたいと思っている人

日本中に神社のような空間を増やしていきたいと思っている人

余命わずかな人たちに生き甲斐を取り戻させようと活動している人

新しい「学び方」を広めていきたいと思っている人

 

みんな、かけがえのない仲間です。

 

彼らと、未来を語り合うのは、
本当にありがたい時間ですし、

もし、彼らが困った時は、僕は全力で助けようと思っています。

 

世の中には、良い想い、良い商品があるのに、

それが正しく伝わらずにいる、という人が、たくさんいます。

 

「デザイン」というスキルを学ぶことで、
その「良い想い」を広げるお手伝いができるのです。

 

あなたにとって、かけがえのない「たった1人」と出会うために・・・

 

そして、あなたが、人生を通して、お役目を果たせるように・・・

 

そのために、一緒に、ご縁を大切にするWEBデザイナーを
目指してみませんか?

 

 

出永紘己

無料相談はこちら

出永紘己
  • WEBデザインの勉強法
  • クラウドソーシングの使い方
  • お客様を集める方法

これらを相談されたい場合は、無料相談をご利用ください。
あなたにとってベストな方法をお伝えします。
LINEを使って無料でご相談ください。